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今が旬!「桜を見る会」について続報

内閣総理大臣主催の「桜を見る会」で安倍総理の後援者が多いと野党が指摘し、また、メディアも扱っているが、一方的な頭づくり、見方ではないか。

なぜかというと「桜を見る会」は昭和27年より始まり、今日に至っている。代々の引継ぎ、慣例により出席者の枠は決まっている。

安倍総理が人選しているのではなく、内閣府はじめ、それぞれの司々の人が前例に従い踏襲しているのである。

一人でも多くの人に参加してもらうことは担当する側の務めでもある。

今までの前例に沿って行われてきたことを、あたかも安倍総理の時から行われた、人が増えたというのはどう考えてもこじつけではないか。

私も橋本総理、小渕総理の時の事情を閣僚、官房副長官として見ているが、「桜を見る会」は事務的に粛々と引き継がれており、前例踏襲であった。この点はっきりさせておきたい。

人の揚げ足取り的な話は、お互い謹みたいものである。

https://blogos.com/article/416944/

 

どうも、JUNZOです。

この記事は、桜を見る会についての鈴木宗男参議院議員の見解です。昔から続いていた、前例を踏襲しているから大した話ではない、みたいな論調です。揚げ足取り的な話なんですかね、これ。

内閣総理大臣として主催しているにも関わらず、特定政党に枠があてがわれていて、無料で飲食が提供される。特定政党を利する行為を、税金からの支出で行っていること。前例の踏襲だから、という理由で許されるのでしょうか。収賄が前例の踏襲だから問題なし、ということにはならないのと同様で、公職選挙法に抵触するような利益の供与もまた前例の踏襲だから問題ないことにはならないと思います。過去の話より未来の話をするべきで、今後はどうしていくのか考える必要があり、それが国会議員の仕事ではないでしょうか。揚げ足取りの一言で片付けていい問題ではないですよね、当然。現職の参議院議員でこの程度の認識なんですね。

 

安倍総理大臣が主催する「桜を見る会」に総理の地元支援者が多数、招待された問題について、自民党二階幹事長は支持者の参加は「当然」だという認識を示しました。
 自民党・二階幹事長:「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼び掛けてご参加頂くことに配慮するのは当然ではないかと思う」
 また、参加者を自民党議員に割り当てているという指摘があり、二階氏がその枠を使って招待したかについては「あったって別に良いんじゃないか。問題になるようなことはあるのか」と述べました。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191112-00000022-ann-pol

こちらは自民党二階幹事長の認識です。地元支持者が多数招待されて当然というご認識。「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとに何かできるだけのことを呼び掛けてご参加頂くことに配慮するのは当然ではないかと思う」とのことですが、それは自民党の政治資金で何かするならまだ理解できますが(問題おおありですが)、国費を使って政権与党のためだけに行って、当然ということにはならないでしょう。理解に苦しみます。上層部がそういう認識だと、もうどうしようもないな、っていう。どういうセンスしてるんすかね。

一方で、多くの自民党関連議員さんがご自身のブログの桜を見る会に関する記事を削除しているそうでw足並みが揃っているところを見ると、どっかから号令が発せられたんじゃないすかね。なぜ消すの?といえば後ろめたさがあるからなんだと思います。公職選挙法に抵触するところまで話が来てしまった時に、できるだけ傷を小さくしたいみたいな思惑もあるんでしょう。

さて、それはそれとして、前にも言いましたが、モラル云々の話として追求するなら文春にでも任せておけばいいし、予算委員会等ではもっと重要で解決が急がれる話をして欲しい。与党たたきのパフォーマンスで時間を使わないで欲しいということ。公職選挙法に抵触するなら、なおさら捜査機関に任せるべきで、そのことを国会で延々とワーワーやって時間潰すのもやめて欲しい。野党にも対応をしっかり考えて欲しいところです。

なんかもう、この前時代的な感覚、嫌になりますね。政治の世界もどんどん世代交代して欲しいし、質的にも高めて欲しいと切に思います。そのためには、選挙制度の改革もやってほしい。次にどこかが政権交代を果たしたら、自党に有利不利とかじゃなくて、本当に国のためになる選挙制度を作って欲しいと思います。世間がリニア新幹線で進んでいるのに政治の世界はトロッコで走っているようなこの感覚、一日も早く解消して欲しいところです。

 

ちなみに前回桜を見る会について触れた記事は以下です。

junzo.hatenablog.jp

 

そんな感じで。