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キレる老人と賢者の石

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どうも、JUNZOです。

道徳が必要なのは小学生より中高年だ、という記事です。本当にそうだなぁ、と思うので取り上げて見ることにしました。

ネットでやらかすのは若者、というイメージがあるかも知れませんが、それは例えば飲食店で悪ふざけをして動画に投稿するといったタイプのものが多くて、個人に対して脅迫したり粘着したりというのは中高年が多いイメージです。「老害」、なんてワードも最近は良く見かけますが、まぁ実際にそういった方を目にする機会もそれなりにありますよね。最近ホットな桜を見る会でも、某幹事長なんかは・・・まぁいいんですが。

子供よりもキレる老人が問題だ、というのも確かになぁ、と思います。人身事故や自然災害で電車が遅延したり止まったりしている時に、駅員さんに怒鳴り散らしている人をたまに見かけますが、決まって年齢層が高いです。駅員さんに怒鳴り散らしたら解決するならいくらでも怒鳴り散らして頂いて結構ですが、解決するはずもないのだからただの迷惑行為です。そういう判断もできないくらいキレちゃって、自分の感情をぶつけないと気がすまないんでしょうね。

先日、電車に乗っていたのですが、ちょうど全員座れて立っている人がいないくらいの混み具合でした。そこに、次の駅で赤ちゃんを抱いたお母さんが乗ってきました。優先席にひとつ空きがあり、その隣に座っていたおじいさんがそのお母さんに「ここに座りなさい」と言いました。そのお母さんは「すぐ降りるので大丈夫です。ありがとうございます。」と断っていました。ここまでは微笑ましい光景でした。問題はその後。「座りなさいよ。」「座れって言ってるだろう。」「座れ!言う通りにしろ!」と語気を強めるおじいさん。見ると顔を真っ赤にして怒っている様子。そのお母さんは困って、「すみません、大丈夫です。」と車両の反対側に逃げて行きました。

厚意で言っているのはわかるのですが、途中でなんでキレだすのか、理解に苦しみます。年長者の言うことは素直に聞くべき、という発想なのかも知れません。勝手なイメージと想像ですが、現役時代に比較的高い役職についていた方にこういう人が多そうです。怒りにしろ善意にしろ、なんだか一方通行ですぐに沸騰する感じ。年齢的に感情を制御しづらくなるというのもあるのかも知れません。しかし、人生100年時代、高齢者だから感情をぶちまけていいならそこら中で怒声が飛び交う残念な国になってしまいます

小学生みたいな道徳教育とは行かないでしょうが、アンガーコントロール的な教育資料を、健康診断のお知らせと共に配布してもいいんじゃないすかね。教育という意味では文部科学省の守備範囲になるのか、健康診断に近いという意味では厚労省の管轄なのかわかりませんが、こういうことも考えていって欲しいなぁ、と思う次第です。

そんな感じで。