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文系・理系、あなたはどっち?てかその区分いる?

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どうも、JUNZOです。

素材や化学などのメーカーでも文系社員が活躍しているという記事ですね。ITの世界でも同様に文系出身のSEなんかはたくさんいます。個人的には、学生時代にとことん専門性を突き詰めて、その延長線上に就職があった人以外では、そこまで差がつくものでもないように思っています。そもそも、文系、理系というくくりに学生時代から違和感を感じているのですが、そういう感覚は私だけではないと思います。

個人的な感覚でしかないのですが、日本における文系理系のくくりというのは高校時代に数学や物理に苦手意識を感じる→文系、そうではない→理系、程度のものでしかないような気がしています。あとは行きたい大学、学部の受験科目次第というか。そのくらいの、分岐するタイミングでそこまで深刻に決めたわけではないものがその後一生ついてまわるというのもなんだか変な話だな、と思う次第です。

数学は少し苦手だけど、生物はとても好きで成績も良い、一方で古文にもとても興味を感じる。こんな人は、数学が苦手というところで理系の道を諦め文系に進んだりなんかして。で、大学で就職活動しているうちになんだかんだで理系職と思われているSEになってたりすることがあるわけです。文系、理系ってくくり要るかい?なんて個人的には強く思うわけです。文系、というのは理数系の勉強をしなくて良い免罪符にはならないし、どちらかと言えば社会の要求は主に情報系など理数系の知識が増加していそうな気がします。実際働き始めれば嫌でもPCを扱い、データを取りまとめ、ソフトを駆使して、発信したり営業に活かしたり。ネットワークの設計をするほど専門的ではないにしろ、データをまとめるにはどのような形で蓄積していけばよいか、くらいの知識はないと困ると思うんすよね。

萩生田文部科学大臣の「身の丈」発言あたりから入試のあり方も良く議論されていますが、そういう文系・理系みたいな概念もそろそろ考えて見てはいかがですかね。私の認識不足かも知れませんが、社会の要求と旧来の教育のあり方のギャップは年々大きくなっているように思えてならない次第です。

 

そんな感じで。